OreImo PSP:BKIR 0030A.txt

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 # Scene: 桐乃編・俺の妹が他人行儀なわけがない
<0170> 悪夢のような一夜が過ぎて、俺は学校からの帰路でさえ、桐乃のことで頭を悩ませていた
<0240> 麻奈実「──ょうちゃん! きょうちゃん聞いてる?」
<0290> 京介「……悪い、ちょっと別のこと考えてたわ。で、何の話だっけ?」
<03F0> 麻奈実「もう、弟のことだよ~」
<0430> 京介「ああ、ロックがどうかしたのか?」
<0480> 麻奈実「昨日、お土産を渡そうと部屋に行ったらね、わたしの顔見て『お前なんて知らないぜ!』って言うの」
<0500> 京介「え? まさか、忘れられてたのか?」
<0540> 麻奈実「ううん。違うの」
<05F0> 麻奈実「『おれは天涯孤独なろっくすたー! 今も昔もたった一人で生きてきたのさ!』とか言ってね」
<0670> 京介「……あいつ、またなんかに影響されたんだな」
<0740> 麻奈実「でも、ちょっとびっくりしたよ~」
<0780> 京介「ま、まぁ、シャレで済んでよかったじゃねえか」
<07D0> マジにシャレになんねーのは、うちの妹だ
<0810> あー……くそ! 桐乃のことが頭から離れねえ……
<08E0> 麻奈実「……どうしたの、きょうちゃん? なんか元気ないよ?」
<0930> 京介「い、いや、別になんでもねえよ」
<09F0> 麻奈実「そっかぁ……ならいいんだけど」
<0A30> とか言いつつ、『きょうちゃんが喋ってくれるまで待つね』みたいな目で見やがって
<0B10> 麻奈実「でもさ、冗談ってわかってても、【他人行儀】はちょっと悲しいよねぇ……」
<0B80> 京介「……」
<0C20> 麻奈実「あ、それじゃ。わたしはここで。きょうちゃん、また明日ね!」
<0C80> 京介「あ、ああ……」
<0D00> 京介「他人……か」
<0D30> 昨日、桐乃が俺に向けた視線は一年前と同じ、まさに『他人』だった
<0D90> そりゃそうだ。オタクに関することがなかったなら、俺とあいつは他人も同然だったんだから
<0E00> 京介「……チッ。なんだか知んねえけどムカつく」
<0E50> 嫌われる分には構わねえけど、この一年間の苦労を白紙にされるのは納得できねえ
<0EB0> それに、好感度マイナス100よりもマイナス50の方がまだマシだもんな
<0F10> こうなったら是が非でも、桐乃の記憶を取り戻してやる!