OreImo PSP:BKIR 0085G.txt

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 # Scene: 桐乃編・俺の妹は友達を大事にしないわけがない
<02C0> 京介「ちっくしょう!!」
<0300> 少なくとも、オタクじゃない部分の桐乃だって、友達をないがしろにするような奴じゃなかった
<0370> でも今の桐乃は……
<03B0> 京介「ああ、どうすりゃいいんだよ……」
<04F0> 京介「ん? なんの音だ?」
<0520> 音は窓の外、庭の隅の方か……
<0560> 京介「たしか、あそこには家のゴミがまとめてあるでかいゴミ箱があったっけ」
<05C0> おいおい、こんな時間にまさか……桐乃のストーカーとか? あれでも一応、読者モデルだしな
<0630> と、とりあえず相手に気付かれないように、こっそり覗いてみるか
<0700> 京介「え? あれ…………桐乃か?」
<0740> 暗闇でよく見えないけど、あのモデル的シルエットの持ち主は世の中にそう多くねえもんな
<07B0> あいつ、なんでゴミ箱なんか漁ってんだよ?
<0800> 桐乃「あ、あった!」
<0890> シルエットが顔を上げる
<08C0> 一体どれだけ探していたのか、綺麗な顔は薄汚れて見る影もない
<0910> だが、桐乃はそんなこと気にする様子もなく、手の中にある小さなご当地メルルのマスコットを握りしめていた……
<0990> 桐乃「これが……あたしの記憶を取り戻してくれるかもしれない」
<09E0> 京介「……忘れてたぜ」
<0A10> あいつが、人類でもトップクラスに入るくらいひねくれたやつなんだってことをさ
<0A70> 素直に心配されて、素直に感謝できるほど、うちの妹は器用じゃねえんだよ
<0AD0> 京介「……あいつ……本当は記憶を取り戻したかったんじゃねえかよ」
<0BA0> 桐乃「っ!?」
<0BD0> 京介「あ……」
<0C10> やべ!? 目があった!!
<0C40> 桐乃「な、なななな、何見てんの!? 変態! 痴漢! 覗き魔!」
<0DB0> 京介「ぐはぁっ!?」
<0E20> おまえ……いくらなんでも石投げることはないだろ?
<0EB0> 薄れゆく意識の中、俺は力なく笑った