OreImo PSP:DSAO 0037A.txt

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 # Scene: 沙織編・難問に懊悩でござる
<01E0> 沙織「でも、具体的にどうしたらいいのか……。拙者には何も思いつかないでござる」
<0250> そんなほとほと困った顔して、見つめられてもなぁ
<02A0> 言ったはいいものの、俺だってホイホイ案が浮かぶわけじゃねーし……
<0300> さて、どうしたものか……
<0370> 沙織「うーん……」
<03A0> 沙織……相当悩んでるようだけど、まあ、当然っちゃ当然か……
<03F0> 沙織にとっちゃオタク趣味も両親も、秤に掛けられないくらい大事なモノみたいだしな
<0490> だからと言って、今後の人生を棒に振るような考え方は納得できねえ
<04F0> 両親のためだと言う沙織の気持ちは、わかる
<0530> だけど、自分を曲げて両親の言いなりになることが沙織のためになるとは俺には到底思えん
<05A0> こんなとき、俺は沙織になんて言やいいんだ?
<05F0> ダメだ、俺には何も浮かんでこねえ……
<0640> 沙織「京介氏? どうかされましたか?」
<0680> 沙織「先程から少し、顔色が悪いようですが……」
<0750> 沙織「もしや──」
<0780> 沙織「夏の暑さにやられて、思考回路はスパーク寸前でござるか?」
<07E0> 京介「い、いや、なんでも……」
<0820> な、情けねえ……
<0850> 沙織を元気づけるつもりが、逆に心配されるなんてかっこ悪過ぎる……
<0930> 沙織「京介氏もいきなりこんな話を聞かされて混乱しているのでござろう!」
<0A10> 沙織「今日のところはこれくらいにしまして、日を改めてまたお話ししませぬか?」
<0A70> 京介「俺は別に構わないけど……」
<0AB0> 京介「おまえはそれでいいのか?」
<0B70> 沙織「拙者のことなら、大丈夫であります!」
<0C30> 沙織「今日こうして話を聞いてもらえただけでも、肩の荷が取れてすっと楽になったようですぞ」
<0CB0> 沙織「京介氏には感謝感激でござるよ」
<0CF0> 京介「そうか。それならよかった」
<0D30> 京介「それじゃ、また何かあったら連絡しろよ」
<0DF0> 沙織「ラジャー!」
<0E20> 京介「絶対、一人で溜めこむんじゃねーぞ」
<0EE0> 沙織「心得たでござる!」
<0FF0> 京介「今おまえが諦めたら、本当に大事にしてきたモノを手放すことになるんだぞ?」
<1070> 沙織「本当に大事に……」
<10A0> 京介「そうだ。今までずっと大事にしてきたもんだろ」
<1100> 沙織「もちろんでござる。何度も申し上げたように、拙者の宝物です」
<1160> 京介「その宝物……プラモ、ゲーム、アニメや漫画……」
<11B0> 京介「おまえには簡単に諦められるもんなのか? 宝物ってかけがえのないものだから、宝物なんじゃねえの?」
<1240> 京介「今、沙織がオタク趣味を諦めちまったら──」
<1290> 京介「おまえが前に言ってたとおり、未来永劫土産を渡せなくなっちまうかもしれねえ」
<1300> 京介「それどころか、これから一生アニメやプラモ、漫画やゲームに触れることなく、余生を過ごすことになるかもしれないんだぞ?」
<13A0> 京介「そんな潤いの無い人生におまえは耐えられるのか……」
<13F0> 京介「………………」
<14A0> 沙織「どうしましたかな?」
<14D0> 京介「──って、おおおおおお思いついたぞおおおおおおおお!」
<15D0> 沙織「きょ、京介氏?」
<1600> アニメ、ゲーム、プラモに漫画!
<1640> なんでこんな簡単なことを、思いつかなかったんだよ俺!