OreImo PSP:EMAN 0043A.txt

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 # Scene: 麻奈実編・テンパる彼女
<01C0> 麻奈実「きょうちゃん……わた、わたし、ででで……」
<0220> 麻奈実「でぇと、したいの!」
<0250> 京介「………………」
<0280> …………そうきたか
<02B0> ……まあ、弁当作って、腕組んで帰ったら、次はそうなるわなぁ……
<0390> 麻奈実「今も、一緒に帰ってるし、これも一つのでぇとだと思うんだけど……もしよかったら、家と学校の通り道じゃないところに、お出かけしたいなぁって……」
<0440> 京介「……わあったよ。了解だ、麻奈実」
<0490> 麻奈実「……ほ、ほんと?」
<04C0> 京介「ああ。デート、だな? 行きたいところはあるのか?」
<0590> 麻奈実「すー、はーっ、え、えーとね」
<05D0> 麻奈実が深呼吸してる間に、ちらりと財布を確認
<0610> ……間違っても、どこへでも連れてってやるなんて言えない額しか入ってねえな
<0670> 京介「……ごめん。あんまり、金掛かるところにはつれてけねーけど」
<06E0> 麻奈実「だったら──」
<08A0> ──って、ホントにここでいいのかよ
<08E0> 麻奈実「えへへ、公園だ~。きょうちゃん、一緒に来てくれてありがと~」
<0940> 京介「なあ、麻奈実。たしかに、微妙に家と学校の帰り道からはずれてはいるけどよ……」
<0A30> 麻奈実「うん。来たかったからいいんだよ」
<0A70> ……こいつ、もしかして俺の財布の具合、見てたのか?
<0AC0> 京介「本当に、ここでいいのか……?」
<0B40> 京介「おわわっ」
<0B80> 麻奈実「わたし、すっごく楽しいんだよ~」
<0BC0> 京介「あー、はいはい。わかったよ、わかった」
<0C30> かと言って、延々と公園内をぐるぐる歩きまわるわけにもいかねえ
<0C80> ちょっと歩いたところに、ちょうどいい木陰ができてるベンチを見つけた
<0CE0> 俺と麻奈実は、ひとまずそこに並んで座ったんだが──
<0D30> 京介「……麻奈実?」
<0D60> きゅっ、と麻奈実が俺の制服のすそを掴んだ
<0E00> 麻奈実「うう……あの……えと……」
<0E40> 京介「どうした? でぇとしないのか?」
<0F00> 麻奈実「あ……あ、あそこ……」
<0F40> 京介「あそこ?」
<0F70> 京介「う、うぇっ!?」
<0FA0> 全ての謎がすっきり解決した。麻奈実が見ていたもの、それは──
<0FF0> 別のベンチに座ってる一組のカップル
<1030> ヤツらは思いっきり、猛烈に、熱々に抱き合いながら──
<1080> キスしてる。現在進行形でお熱いのを……
<10F0> これはなんちゅー気まずい場面なんだ……
<1130> とっととこの場から離れるが、吉。絶対そうだ
<1170> 京介「お、おい、行くぞ。そーっと行けばバレないだろ」
<1220> 京介「……って、えええええええ!?」
<12E0> 麻奈実「……んぅ~……」
<1310> 京介「ど、どうしたんだよ?」
<13C0> 麻奈実「……え、えと……」
<13F0> 京介「お邪魔にならないように行くぞ、ほら」
<14B0> 麻奈実「きょ、きょうちゃんっ」
<14F0> ぎゅっ……ってええええ?
<1520> 立ち上がろうとした俺の制服の袖口を、麻奈実が掴んでて……それで……
<1600> 麻奈実「きょ、きょうちゃん……わたしたち」
<1640> 麻奈実「わたしたち、付き合っているんだよね……?」
<1690> 京介「──!!」
<16D0> 麻奈実「……もー……」